2011年3月4日金曜日

原理の話① Ⅰ神様と世界

1.生きていらっしゃる神様
(1)万物をつくられた神様
 私たちが住んでいるこの世界を観察してみましょう。高い山がそびえたっています。波がうねる青い海は、はてしなく広がっているでしょう。土や水の中には、いろいろな生き物が生きています。春が来ると、野原には美しい花が咲き、秋になると木の葉がそれぞれに美しい色にそまります。朝には必ず太陽が昇り、日が沈んだあとの夜空には、宝石のような星たちが、いつもさんらんと輝きます。あまりにも美しくて、精巧で、私たちは感嘆します。そして、首をかしげながら考えに浸ったりもします。このすべてもものは、自ら生まれてきたものなのでしょうか?そうでなければ、だれがつくったものなのでしょう?
 聖書の創世記(1:1~31)には、神さまがこの世界をつくられたお話があります。いちばん初めに神さまは、天と地とをつくられました。
「光あれ」
と神さまは言われました。すると、光が生まれました。神さまは光を見て喜ばれました。それで光と闇を分けて、光を昼とし、闇を夜と名づけました。これが世界がつくられた初めの日のことでした。
 二日目に、神さまは、水と空を分けられました。
 三日目には、地の上の水を一つの所に集められて、
「かわいた地が現れよ」
と言われると、陸地が現れました。
「これは良い地だ」
神さまはそのようにいわれて、その上に草と木を育つようにされました。
四日目には、太陽と月をつくられました。
五日目には、魚と鳥をつくられました。
六日目には、すべての種類の動物をつくられました。そして、
「私のすがたのとおりに人をつくろう」
といわれ、人をつくられました。
神さまは、これらすべてのことを終えられて、七日目に安らかに休まれました。

0 件のコメント:

コメントを投稿