2011年12月5日月曜日

父の祈り 9 献身編 -15 謙遜な心で祭物とならせてください

「私はお残しになった善の園に向かっていく人であり、
お残しになった使命のために闘う
天の勇士だ」と言えるようにしてください。

お父様が捜していらっしゃる姿が自らであることを知って、
捜し出されるために努力していることを、
お父様の前に明示できる
各自となるようにしてください。
自ら覚悟し
自ら聖別することのできる姿となりますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

お父様!
散らばった心を収拾して本郷を慕うことのできる、
再創造のみ手が加えられ得るようにしてくださいまして、
お父様の祝福を相続する前に、まず
お父様の悲しみを相続し、
その悲しみの主人公となって、
お父様の前に壮語して、いで立とうという
覚悟と決心をする姿となりますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

きょう統一の理念を備えて、
人が「そうではない」と言うこの立場に私たちを追い立てられたお父様、
自分が願わないそのひと所に
歩みを促すよう追い立てられたお父様、
善なることを始められる方もお父様であり、
善なることを成就される方もお父様であられることを知っています。

お父様のみ旨と通じなくては、
お呼びになりお集めになるみ旨が
成就し得ないということを知っていますので、
このみ旨の前に水となり、
人となり、
油となることができ、
きょうもあすもみ旨の前に謙遜な祭物となることができるよう
懇切にお願い申し上げます。

悪なる世の中を燃やすことのできる油とならなければならず、
善に対しては温柔謙遜でなければならないことを知っています。

お父様が
このような法度で私たちを訪ねてこられるために、
イエス様が
高くする者は低くされ、
低くする者は高くされると語られ、
犠牲と奉仕と温柔謙遜をもって
天道を立てていかれたということを知っています。

私たちもその中心に徹し、
自らの足らなさを知って
お父様の前に無限に謙遜になることができ、
自分自身の一切のものを祭物として捧げることのできる心情が、
各自の心と体を通して
天の心にまで達することができるよう、許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

今、私たちの心が
お父様に向かって
無限に走ることができるようにしてくださいまして、
お父様が恋しくてしがみつきたい心と
子供のような心情を備えて、
お父様を無限に欽慕し得る姿となり、
罪悪に染まった一切の主義や一切の観念、
一切の意識が私たちから離れるようにしてください。

願わくは、この時間、
本心が発露され、
本性が発露されて
本然の姿が現れるようお導きください。そして、
お父様がお喜びになることができ、
お父様が再び抱くことができ、
万宇宙とサタンの前に立てて誇ることのできる
私たちとなるよう役事してくださり、
さらに一段階を越えて
お父様の前にこうべを垂れる者たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

不義と悪に対しては、
激怒して我慢することのできない公憤の心情を持ち、
この体が祭壇に上がったとしても、
天倫の開拓者の姿、
立てられた天の精兵として
屈することなく闘う者たちとなるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九五九・四・一二)


感謝します。
祈り

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