2011年12月21日水曜日

父の祈り 9 献身編 18 悲しい歴史に責任をもつ息子・娘にならせてください

9-18
悲しい歴史に責任をもつ息子・娘にならせてください

お父様、
恨み多い復帰の道が
このように複雑だということを、私たちは知るものです。
しかし、複雑な道をすべて過ごし、
お父様の安息することのできる一つの峠を残し、
踏み越え、闘いきた私たちが
今、希望の日を賛揚することのできる時が近づいたということを
隠然とした中、感じるようになりました。

このすべては私たちが苦労したものではありませんでしたし、
人が知らない中、
無限な苦労の土台の上に、私たちを召して立てるための
お父様の苦労のゆえであることを知っています。

今日、私たちの前に、父母の日を与えてくださいました。
子女の日を与えてくださいました。
万物をつくることのできる、
お父様を中心とした心情に通じることのできる基盤の上で、
一つの家庭を主とした
一つの氏族と民族と世界と天宙を身代わりした
お父様に侍ることのできるこの驚くべき因縁圏内に
私たちを立てられたことに感謝いたします。

この因縁が私を導き得る場で
自分が嘆く者にならないようお許しください。
自分がこの因縁を収拾することができ、
この因縁を導いていける
一つの責任者にならなければならないことを、
私たちが知りましたし、
このような目的を達成するために
このような日々が必要だったことを知りました。

こうして、
億千万の神様の恨み、
人類の恨み、
万物の恨み、
天上の恨みを晴らし、この怨讐の降伏文を受け、
お父様の前に帰し奉るべき
息子・娘の責任を果たすべきなのが
私たちの使命であることを知りました。

今、失ったすべての万物圏内において
立ててあげるべき全体的な内容を
自ら復帰させるにおいて
私たちが責任的活動をしなければならないことを知りました。

今からはお父様を安息させ、
すべての悲しみの歴史は
私たちの時代において
横的な基準の上に、人間たち同士責任を負い、
縦的な基準で栄光だけを帰し奉ることのできる
私たちとなるようお許しくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。

今、摂理路程の最後の峠に向かって
越えていくこの時において、
天と地とすべての万物がここに一つになるようにしてくださり、
心情がある所を中心として
すべての勝利の決定的な基盤を築いてくださって、
お父様の栄光の永遠な基準の上に
勝利的な栄光として現れるようお許しくださいますことを、
お父様、懇切にお願い申し上げます。

このために
数多くのあなたの息子・娘たちが、きょうも闘っていますし、
この時間にも、あなたに向かって訴えていますので、
この訴える全体的な内容の心情を自らお聞きくださり、
勝利の成就のひと日をみ旨全体の前に成してくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。

このことのために
海外に散らばっているすべてのあなたの息子・娘の上にも
等しい恩賜の圏内で保護してくださり、
その激しい闘いの前に疲れないようお許しください。
最後の栄光のひと日を共に迎える時まで
最後まで耐えて残る群れとなるようお許しくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。

今日、この時間まで共にいてくださったことに感謝し、
帰っていく私たちの心と体を通して
私たちが各々もう一度、新しい決心を抱き、
再び新しく収拾された基盤の上に、栄光を身代わりして、
再び天の勝利的な勇士として立つに不足のない
自分自身を見いだすために努力するようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。

すべてのことをみ意のままに成してください。
お父様の計画された勝利の栄光だけが
全天宙間に成されるよう許諾してください。
主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九六三・五・一五)

感謝します。

2011年12月20日火曜日

父の祈り 9 献身編 17 忠・孝・烈の道を行かせてください

忠・孝・烈の道を行かせてください

お父様!
私にお父様がいなければ、
やはりかわいそうな者であると言えます。
寂しいとすれば、これ以上に寂しい立場はないことを知っています。

友もなく、事情も通じることのできない
荒漠とした荒れ地にお父様が追いやるようになるときに
孤児のような心情で見つめていたお父様の視線を
私が知ったものです。

失った父母の心情をもち、
子供を探すために苦しまれるお父様の姿を
私が見つめました。
それゆえ、今日、この場まで
倒れずに来たことを思うとき、
お父様、
おそれ多いものです。

世の中で誰も私を分かってくれなくとも、
私はお父様をつかんでいることが誇りです。
悲しいときも、私のお父様であられ、
うれしいときも、私のお父様であられました。

しかし、私よりももっと悲しい立場におられる
お父様であることを知りましたので、
もてる力を尽くそうと……。
行く道を振り返り、
私が今まで余力の残っている立場で
忠誠を尽くせなかったという恨が残るかもしれないと思って、悲しい心が
いつもこの体から離れないようにしてください。

きょうもそうであり、
あすもそうであり、
ひと日の休む時間にも自らをむち打ち、
お父様の心情をつかんで涙を流し、
お父様と呼ぶことのできる
その時間を慕うことをあなたはご存じです。

ここにひざまずいた人々の中には
かわいそうな寂しい群れもあります。
お父様。
この者たちは若い青年たちです。
人よりももっと食べたいし、
人よりももっと自慢したいし、
人よりももっと尊敬されたいのが
若者の気質であることを、私はよく知っています。

しかし、この青春時代のすべての欲望をみな地に埋め、
お父様の懐が慕わしくてあえぎながら走ってきた
あなたの息子・娘ですので、
今、手をつかみ、「わが子よ!」と呼ぶことのできる
お父様となってくださり、
今、直接関与なさって
私たちの前途をお守りくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

残されたこの民族的使命と
残されたこの世界的使命が私たちの前にありますので、
どうかここで倒れることなく
最後まで残る者となって、
お父様のみ前に解放の自由と栄光をうたうことのできる
息子・娘となるようお許しくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

復帰の使命を完結するための
子女の名分をもちましたが、
今、再び帰らなければならない私たちの道が残っていますので、
行くまいとしても行かざるを得ない
使命的な基台に向かっていく
この者たちとならなければなりませんので、
行く道をお守りくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。

私をそのような場で保護してくださったので、
この者たちもそのような場で保護してくださる
お父様であることを私が知っています。
そのような試練の中で心配された
お父様であることを私が知っているので、
この者たちもそのような試練の場で保護してくださることを
知っています。

そのような試練とそのような塗炭の苦しみの中で
勝利の場を備え
お父様の前に捧げるときに、
万福の福を加えてくださっても、
不足ではないかとお尋ねになるお父様であることを
私が知りましたので、
この者たちもそのような場で祝福してくださることを
懇切にお願い申し上げます。

お父様、
時は、この地上で長くはないことを知っています。
一度しかない、
私たちにおいては無限な価値の時期を迎えましたので、
この価値の道を逃し、千秋万代に、
あるいは永遠の世界に行って
嘆息する者たちとならないよう、お許しくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。

生きている間に、
肉を着ているこの期間において、
すべての精力を傾ける孝子・孝女となるようにしてくださり、
忠臣・烈女になるようにしてくださって、
新しい天地の歴史路程において
この者たちが行った道を孝誠といってくださり、
この者たちが行った道を忠誠といってください。

そうして、
お父様の永遠の栄光が
この者たちの土台の上に
とこしえにとこしえに宿るようお許しくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。

万々世の栄光と祝福と権威が
この者たちと愛する子女たちと
全天地に散らばっているあなたの息子・娘たちの上に、
そして、今後、
み旨の前に立てられるべき数多くの人類の上に、
天上の復帰の解怨の前において、
悲しみの心情を抱き、見つめている
数多くの千々万聖徒たちがいる天上にまで
お父様の栄光が共にあってくださり、
特権的恵沢を現してくださって、
新しい栄光の土台で
私たちの群れと全天地を追い立ててくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。

そうして、お父様は
真なる真の父母と真の子女と真の食口たちと
真の天地の中心となられて、
心情的な一体を成すことのできる一つの世界を
早く早く成すようお許しください……。

(一九六三・三・二五)

感謝します。

2011年12月6日火曜日

父の祈り 9 献身編 - 16 私たちのすべてのものをお父様の前に捧げさせてください

私たちのすべてのものをお父様の前に捧げさせてください

お父様が来いと言われる道にいで立った私たち、
その道が喜びの道だと思いましたが、
行ってみると限りなく涙を注ぎながら行く道であることが
分かるようになりましたし、
人が知らない中、
天と地を身代わりして恨みの心情を抱かなければならない、
物悲しく寂しく憂いの多い道だということを
知るようになったものです。
その道は生きようとする者が生きられない道であり、
死のうとする者だけが残される道であることを
体恤しないわけにはいきません。

お父様!
ここに集ったあなたの寂しい息子・娘たちを
哀れにお思いください。
この者たちの心に天的な理念が動いているでしょうか。
その理念は自分を中心とした理念でなく、
歴史的な理念であることが分かるようにしてください。

理念を通して動く心情があるでしょうか。
その心情は自分一代でとどまる心情でないことが
分かるようにしてください。

受ける恩賜と感じる恩賜を
この者たちが体恤したとするなら、
今自分を中心として、
自分一人でだけ天の国を成して生きるのではないことが
分かるようにしてください。

このことをお始めになった方があなたでしたので、
自分のすべてのものをお父様のものとして捧げ奉ることのできる
私たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

お父様が来いと言われるその道にいで立ちましたときに、
私たちはすべてのものを
既にお父様の前にお捧げしました。
私たちが持っているすべてのもの、
私たちの心情までもお父様のものとしてお捧げしました。

全体を捧げても喜ぶことのできる一つの姿を
お父様は慕っておられますが、
なくなるものを見て悲しむ私たちとなっていることを
お許しください。
すべてを委ねても無限に喜ぶことのできる心を
持つよう許諾してください。

このような心を所有した者は
お父様の全体を所有する者であり、
このように天に対する懇切なる心情を抱いて行く者は
天と地で勝利するであろうことを知っています。

お父様!
私たちの生活環境からすべてのものを奪っていくのは、
お父様がお喜びになるためではなく、
お父様の全体を私たちに受け継がせるための
摂理のみ旨があったことを知ったものです。
そのような曲折のみ意を持って私たちを訪ねなければならず、
呼ばなければならず、
来いと言わなければならないお父様の心情を知ったものです。

まだ自分を中心とした意識や
感触が残っているとするなら、
今それをみな、お父様の前に出させてください。

そうして、
天と地に存在するすべての万象を眺め、
お父様の前に無限に感謝を捧げることのできる心だけを
私たちの体と心に満たしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九五九・五・一七)

2011年12月5日月曜日

父の祈り 9 献身編 -15 謙遜な心で祭物とならせてください

「私はお残しになった善の園に向かっていく人であり、
お残しになった使命のために闘う
天の勇士だ」と言えるようにしてください。

お父様が捜していらっしゃる姿が自らであることを知って、
捜し出されるために努力していることを、
お父様の前に明示できる
各自となるようにしてください。
自ら覚悟し
自ら聖別することのできる姿となりますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

お父様!
散らばった心を収拾して本郷を慕うことのできる、
再創造のみ手が加えられ得るようにしてくださいまして、
お父様の祝福を相続する前に、まず
お父様の悲しみを相続し、
その悲しみの主人公となって、
お父様の前に壮語して、いで立とうという
覚悟と決心をする姿となりますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

きょう統一の理念を備えて、
人が「そうではない」と言うこの立場に私たちを追い立てられたお父様、
自分が願わないそのひと所に
歩みを促すよう追い立てられたお父様、
善なることを始められる方もお父様であり、
善なることを成就される方もお父様であられることを知っています。

お父様のみ旨と通じなくては、
お呼びになりお集めになるみ旨が
成就し得ないということを知っていますので、
このみ旨の前に水となり、
人となり、
油となることができ、
きょうもあすもみ旨の前に謙遜な祭物となることができるよう
懇切にお願い申し上げます。

悪なる世の中を燃やすことのできる油とならなければならず、
善に対しては温柔謙遜でなければならないことを知っています。

お父様が
このような法度で私たちを訪ねてこられるために、
イエス様が
高くする者は低くされ、
低くする者は高くされると語られ、
犠牲と奉仕と温柔謙遜をもって
天道を立てていかれたということを知っています。

私たちもその中心に徹し、
自らの足らなさを知って
お父様の前に無限に謙遜になることができ、
自分自身の一切のものを祭物として捧げることのできる心情が、
各自の心と体を通して
天の心にまで達することができるよう、許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

今、私たちの心が
お父様に向かって
無限に走ることができるようにしてくださいまして、
お父様が恋しくてしがみつきたい心と
子供のような心情を備えて、
お父様を無限に欽慕し得る姿となり、
罪悪に染まった一切の主義や一切の観念、
一切の意識が私たちから離れるようにしてください。

願わくは、この時間、
本心が発露され、
本性が発露されて
本然の姿が現れるようお導きください。そして、
お父様がお喜びになることができ、
お父様が再び抱くことができ、
万宇宙とサタンの前に立てて誇ることのできる
私たちとなるよう役事してくださり、
さらに一段階を越えて
お父様の前にこうべを垂れる者たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

不義と悪に対しては、
激怒して我慢することのできない公憤の心情を持ち、
この体が祭壇に上がったとしても、
天倫の開拓者の姿、
立てられた天の精兵として
屈することなく闘う者たちとなるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九五九・四・一二)


感謝します。
祈り

2011年12月3日土曜日

父の祈り 9 献身編 ー13 患難の中でもこの身をお守りくださったわがお父様!

父の祈り 9 献身編

患難の中でもこの身をお守りくださったわがお父様!
お父様!
あなたのために生きるべき
この地の万民を復帰しようとなさるあなたは、
どれほど悲壮な事情が多かったことでしょうか。

お父様!
み旨を知ったのち、
あなたのために生きようという心が懇切であり、
凄涼で切ない心情が積もりながらも、
そのみ言のままお父様の前に忠誠の道理を立てる者が
この地上に多くないということを思うものです。
天地を創造されたあなたに
そのような事情があると、誰が思ったでしょうか。

お父様!
数多くの民族の中で
かわいそうな統一の群れを守ってくださいましたことに
心から感謝を申し上げます。
私たちがついていくこの道、
他人が排斥し、他人が違うと言うこの道は、
涙なくしては行けない道であり、
死を覚悟して行かなければならない道であることを知るものです。

遅れてではありますが、涙とともに
お父様の前に訴え、現れるようになった
私たち自身であることを思うとき、
一面では悲しく悔しいのですが、
あなたの心情と
近い立場に立ち得るということを思うとき、
心から感謝を申し上げます。

お父様!
今、最後の時期は急変しています。
このような時に
歴史的な因縁で私たちが集められたことを知っています。
ゆえに、きょう勝つべきであり、
あすは開拓すべきですので、
きょうの勝利とあすの開拓を誓うことのできる
天の勇士たちとなるようにしてください。
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

患難の中でもこの身を守ってくださった
私のお父様!
困難な中でお命じになり、
絶望の途上でも
「私がいるから、また行け」と命令されたお父様がいらっしゃったことを、
私ははっきり知るものです。

今、お父様の前に忠誠の道理を果たし、
お父様のご命令どおり従ってきて、
厳しい環境も既に越えてきましたが、
お父様の営まれるみ旨は奥深く、
お父様の摂理は奇妙だと言うしかありません。

お父様!
困難が近づいてくるとき、その背後では
あなたがいつも贈り物を持ってこられるということを知りました。

お父様は打たれる者を愛され、
迫害に耐えて勝利する者を祝福してくださることを知りましたので、
きょうの食口たちが心を尽くし、あなたを見つめる至誠を、
お父様、
記憶してくださり、
この者たちを捨てておかないでください。
懇切にお願い申し上げます。

涙がにじんだこの者たちの行動が、
お父様の心情の園に花を咲かせるようにしてくださり、
お父様がお残しになった十字架路程で、
勝利の盾となることができるよう役事してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。

今、行くべき復帰の途上に立ったので、
死んでも行かなければならず、
生きたとしても行かなければなりません。
ここにお父様だけが共にいてください。

あるいは倒れてしまうとしても、
あなたを証することができ、
あなたから証され得る
あなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
このすべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九六四・一〇・三)

感謝します。
ありがとうございます。

2011年12月1日木曜日

父の祈り 9 献身編 12 私のすべてのものをお父様に捧げます

父の祈り 9 献身編より


愛のお父様!
愛の理想の園を眺めながら
お父様の愛を欽慕すべき人間たちが、
愛の理想の園を建設なさろうとされる
お父様の心情を排斥したのち、
物悲しい血涙の足跡を残しつつ、
数千年の歴史路程を経てきたのでございます。
このような私たち人間を受け入れてください。

失ってしまったお父様の愛を
慕わなければならない時が来ましたし、
お父様の心情をたどって
お父様の側に立たなければならない
復帰の終わりの日が近づいているのを
私たちは知っています。

愛のお父様、
きょう私たちをお立てになって新しく勧告してください。
私たちをお呼びになられましたので、新しく戒めてください。
復帰の悲しみを取り除き、歓喜と栄光の姿で
お父様の前に敬拝を捧げることのできる
私たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

今、私たちの心が
私たちの心だけにとどまらないよう許諾してくださり、
私たちの体が
自分だけの体とならないよう許諾してください。
私たちが感じる感情から、
私たちが持っている観念や主義主張まで、すべてのものが
私たちのものとならないよう許諾してください。

私たちから始まったものは一つもなく、
すべてのものが天を根拠として成された事実を
私たちが知っていますので、
この時間、お父様のものとしてすべて提示し、
お父様のものとしてすべて帰し奉ることのできる
私たちとなるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。

私たちの一個体は私の心を主張するとしても、
その心だけをもって万象の前に現れることはできないのであり、
私の体といっても
誇らしく万民の前に現れることのできない
自らであることが分かるよう許諾してください。
自分が持っている何をもっても、
自ら万宇宙の前に誇って立つことのできない自らであることを
認定するようにしてください。

そうして、
自分のものをすべて差し出し、
お父様の復活の心情を受けて
お父様の心情に和するようにしてくださり、
お父様の心情に深く食い込むことができるよう
導いてください。

再創造の命令のみ言を歓喜の心情で受けることのできる
懇切な心を許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。

お父様の前に捧げるべきものはただ懇切なる心だけですので、
この心をお父様のものとしてすべて受け入れてくださり、
この体をお父様に捧げますので、
一つの生きた祭物とならせてください。
主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九五八・一二・二一)

ありがとうございます。
感謝します。