2011年12月6日火曜日

父の祈り 9 献身編 - 16 私たちのすべてのものをお父様の前に捧げさせてください

私たちのすべてのものをお父様の前に捧げさせてください

お父様が来いと言われる道にいで立った私たち、
その道が喜びの道だと思いましたが、
行ってみると限りなく涙を注ぎながら行く道であることが
分かるようになりましたし、
人が知らない中、
天と地を身代わりして恨みの心情を抱かなければならない、
物悲しく寂しく憂いの多い道だということを
知るようになったものです。
その道は生きようとする者が生きられない道であり、
死のうとする者だけが残される道であることを
体恤しないわけにはいきません。

お父様!
ここに集ったあなたの寂しい息子・娘たちを
哀れにお思いください。
この者たちの心に天的な理念が動いているでしょうか。
その理念は自分を中心とした理念でなく、
歴史的な理念であることが分かるようにしてください。

理念を通して動く心情があるでしょうか。
その心情は自分一代でとどまる心情でないことが
分かるようにしてください。

受ける恩賜と感じる恩賜を
この者たちが体恤したとするなら、
今自分を中心として、
自分一人でだけ天の国を成して生きるのではないことが
分かるようにしてください。

このことをお始めになった方があなたでしたので、
自分のすべてのものをお父様のものとして捧げ奉ることのできる
私たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

お父様が来いと言われるその道にいで立ちましたときに、
私たちはすべてのものを
既にお父様の前にお捧げしました。
私たちが持っているすべてのもの、
私たちの心情までもお父様のものとしてお捧げしました。

全体を捧げても喜ぶことのできる一つの姿を
お父様は慕っておられますが、
なくなるものを見て悲しむ私たちとなっていることを
お許しください。
すべてを委ねても無限に喜ぶことのできる心を
持つよう許諾してください。

このような心を所有した者は
お父様の全体を所有する者であり、
このように天に対する懇切なる心情を抱いて行く者は
天と地で勝利するであろうことを知っています。

お父様!
私たちの生活環境からすべてのものを奪っていくのは、
お父様がお喜びになるためではなく、
お父様の全体を私たちに受け継がせるための
摂理のみ旨があったことを知ったものです。
そのような曲折のみ意を持って私たちを訪ねなければならず、
呼ばなければならず、
来いと言わなければならないお父様の心情を知ったものです。

まだ自分を中心とした意識や
感触が残っているとするなら、
今それをみな、お父様の前に出させてください。

そうして、
天と地に存在するすべての万象を眺め、
お父様の前に無限に感謝を捧げることのできる心だけを
私たちの体と心に満たしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九五九・五・一七)

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