父の祈り 9 献身編
患難の中でもこの身をお守りくださったわがお父様!
お父様!
あなたのために生きるべき
この地の万民を復帰しようとなさるあなたは、
どれほど悲壮な事情が多かったことでしょうか。
お父様!
み旨を知ったのち、
あなたのために生きようという心が懇切であり、
凄涼で切ない心情が積もりながらも、
そのみ言のままお父様の前に忠誠の道理を立てる者が
この地上に多くないということを思うものです。
天地を創造されたあなたに
そのような事情があると、誰が思ったでしょうか。
お父様!
数多くの民族の中で
かわいそうな統一の群れを守ってくださいましたことに
心から感謝を申し上げます。
私たちがついていくこの道、
他人が排斥し、他人が違うと言うこの道は、
涙なくしては行けない道であり、
死を覚悟して行かなければならない道であることを知るものです。
遅れてではありますが、涙とともに
お父様の前に訴え、現れるようになった
私たち自身であることを思うとき、
一面では悲しく悔しいのですが、
あなたの心情と
近い立場に立ち得るということを思うとき、
心から感謝を申し上げます。
お父様!
今、最後の時期は急変しています。
このような時に
歴史的な因縁で私たちが集められたことを知っています。
ゆえに、きょう勝つべきであり、
あすは開拓すべきですので、
きょうの勝利とあすの開拓を誓うことのできる
天の勇士たちとなるようにしてください。
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
患難の中でもこの身を守ってくださった
私のお父様!
困難な中でお命じになり、
絶望の途上でも
「私がいるから、また行け」と命令されたお父様がいらっしゃったことを、
私ははっきり知るものです。
今、お父様の前に忠誠の道理を果たし、
お父様のご命令どおり従ってきて、
厳しい環境も既に越えてきましたが、
お父様の営まれるみ旨は奥深く、
お父様の摂理は奇妙だと言うしかありません。
お父様!
困難が近づいてくるとき、その背後では
あなたがいつも贈り物を持ってこられるということを知りました。
お父様は打たれる者を愛され、
迫害に耐えて勝利する者を祝福してくださることを知りましたので、
きょうの食口たちが心を尽くし、あなたを見つめる至誠を、
お父様、
記憶してくださり、
この者たちを捨てておかないでください。
懇切にお願い申し上げます。
涙がにじんだこの者たちの行動が、
お父様の心情の園に花を咲かせるようにしてくださり、
お父様がお残しになった十字架路程で、
勝利の盾となることができるよう役事してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
今、行くべき復帰の途上に立ったので、
死んでも行かなければならず、
生きたとしても行かなければなりません。
ここにお父様だけが共にいてください。
あるいは倒れてしまうとしても、
あなたを証することができ、
あなたから証され得る
あなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
このすべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六四・一〇・三)
感謝します。
ありがとうございます。
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